さいたま市 新型コロナ キャバクラ店で従業員3人感染確認

さいたま市 新型コロナ キャバクラ店で従業員3人感染確認
さいたま市のキャバクラ店で女性従業員3人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと8日、発表されました。この店ではすでに2人の従業員と1人の客の感染が確認されていて、さいたま市は集団感染を受けて店の名前を公表するとともに、利用した客に対して保健所に相談するよう呼びかけています。
さいたま市によりますと、集団感染が起きたのはさいたま市大宮区の通称「南銀」と呼ばれる繁華街にあるキャバクラ店「AVATON」です。

この店に勤務する20代から30代の3人の女性従業員が7日新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、8日発表されました。

この店では今月2日に50代の男性客が、翌3日には20代の女性従業員2人がそれぞれ感染していると確認されていて、これで店が関連する感染は6人となりました。

店は、今月2日から休業しているということですが最初に感染が確認された50代の男性客が訪れた先月25日から休業するまでの間に21組の客が訪れたということです。

店は、感染拡大を防ぐため、客に代表者の名前や連絡先の記入を求めていましたが、内容が正確でないケースもあり21組のうちおよそ半数と連絡が取れないということです。

市は、先月25日から今月1日にかけて利用した客に対して保健所に相談するよう呼びかけています。

一方、埼玉県内ではキャバクラ店の3人の女性従業員を含め、8日新たに44人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。

このうち、埼玉県が発表したのは28人、さいたま市が10人、川口市が3人、越谷市が2人、川越市が1人となっています。

これで県内で感染が発表されたのは合わせて4920人になりました。