セブン&アイHD 新型コロナ影響で去年同時期 30%余下回る減益

セブン&アイHD 新型コロナ影響で去年同時期 30%余下回る減益
流通大手「セブン&アイ・ホールディングス」のことし8月までの半年間の決算は、新型コロナウイルスの影響でコンビニの来店客が減少したことなどから、最終利益が去年の同じ時期を30%余り下回る減益となりました。
「セブン&アイ」が8日発表した、ことし3月から8月まで半年間のグループ全体の決算は、売り上げが2兆7884億円と去年の同じ時期より15.8%減少し、最終利益は725億円と34.5%の減益となりました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って外出の自粛やテレワークの導入が広がり、主力のコンビニ事業で都市部を中心に来店客が減少しました。

また、ショッピングモールやデパートでも営業時間を短縮した影響などから、コンビニ、スーパー、デパートのいずれの業態でも売り上げが減少しました。

一方で、緊急事態宣言が解除されて以降、売り上げに回復の兆しがあるとして、来年2月までの1年間の業績予想を上方修正し、最終利益は従来の予想より185億円多い1385億円を見込んでいます。

会見で井阪隆一社長は「顧客の価値感や消費行動はコロナ前に戻ることはもうないと考えているが、その中でも当社の強みである食品事業を推進していきたい。今後も不透明な環境が続くとみられ、業績の予想も柔軟に見直していく」と述べました。