米 海兵隊のナンバー2が新型コロナ感染

アメリカ国防総省では新型コロナウイルス対策として軍のトップや幹部が今週から一斉に自主隔離に入りましたが、幹部のうち海兵隊のナンバー2がウイルスに感染していることが分かりました。
アメリカ国防総省では、先週開かれた軍の最高幹部による会議に出席した1人に新型コロナウイルスの感染が確認されたのを受けて、軍の制服組のトップにあたるミリー統合参謀本部議長や陸、海、空の軍のトップなど幹部たちが今週から一斉に自主隔離に入っています。

国防総省によりますと、隔離中の幹部のうち海兵隊のナンバー2のゲーリー・トーマス大将について、検査の結果、新型コロナウイルスの感染が確認されたということです。

これを受けて海兵隊は声明を発表し、濃厚接触者にあたる将校や兵士の自主隔離を始めると明らかにする一方、「海兵隊は引き続き出動の準備ができている」として、即応態勢に支障はないと強調しています。