トランプ大統領主治医 「抗体が検出」 順調な回復を強調

トランプ大統領主治医 「抗体が検出」 順調な回復を強調
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新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領の主治医は7日、大統領に発熱はなく、症状も出ていないとした上で、「5日に採取した血液から抗体が検出された」として免疫ができつつあることを示唆し、順調に回復していると強調しました。
新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領の主治医は7日、大統領の体調について発表しました。

この中で主治医は、「大統領はけさ、『すばらしく調子がよい』と話していた。血中の酸素濃度や呼吸回数などは正常の範囲内で、4日以上、発熱はなく、24時間以上、症状も出ていない」としています。

その上で、「10月1日に採取したトランプ大統領の血液からは、新型コロナウイルスの抗体が検出されなかったが、5日に採取した血液からは抗体が検出された」として、体内で免疫ができつつあることを示唆し、順調に回復していると強調しました。
トランプ大統領はホワイトハウスに戻って以来、これまでのところ公に姿を見せていませんが、ツイッターには、野党・民主党のバイデン候補を批判する内容などを相次いで投稿しています。

現地ではこのあと7日夜に、共和・民主両党の副大統領候補によるテレビ討論会が行われます。大統領自身の感染やホワイトハウス内での感染拡大を受けて、新型コロナウイルスへの対応などについて、激しい議論が交わされる見通しです。