東京都 新型コロナ 142人感染 2人死亡 感染者計2万6869人に

東京都 新型コロナ 142人感染 2人死亡 感染者計2万6869人に
東京都は7日、都内で新たに142人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認されていた50代と80代の合わせて2人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は7日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女、合わせて142人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では、
▽10歳未満が2人
▽10代が2人
▽20代が28人
▽30代が30人
▽40代が21人
▽50代が27人
▽60代が10人
▽70代が12人
▽80代が8人
▽90代が2人です。

都内で1日の感染の確認が100人を超えるのは2日連続です。

142人のうち、
▽およそ36%にあたる51人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
▽残りのおよそ64%の91人は、これまでのところ感染経路が分かっていないということです。

濃厚接触者のうち、
▽家庭内の感染が21人と最も多く、
次いで
▽施設内が9人
▽会食が8人
▽職場内が5人などとなっています。

また都は、練馬区の順天堂大学医学部附属練馬病院で感染が確認されたと報告があったのは、合わせて56人だと説明していましたが、7日、「56人のうち2人は集団感染と関係ないことがわかった」として、54人に訂正しました。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万6869人になりました。

一方、都の基準で集計した7日時点の重症の患者は、6日より1人減って24人でした。

また都は、感染が確認されていた50代の男性と、80代の女性の合わせて2人が死亡したことを明らかにしました。

50代の男性は糖尿病を患い、80代の女性は高血圧だったということです。

これで都内で死亡した人は合わせて416人になりました。

入院・重症・療養・調整中・退院

東京都によりますと、都内で7日までに感染が確認された2万6869人のうち、入院中の人は、6日と同じ976人となっています。

都内では6日に続き7日も、ことし7月23日以来、入院患者が1000人を下回りました。

入院患者のうち、都の基準で集計した重症の患者は6日から1人減って24人です。

都は7日の時点で、重症の患者向けの病床を150床、中等症以下の患者向けの病床は2490床を確保しているということです。

また、自宅で療養している人は、6日より21人減って380人です。

都が開設・運用している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、6日より7人減って236人です。

このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は6日より38人減って276人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万4585人となっています。