69歳の男性がクマに襲われけが 警察が注意呼びかけ 山形 鶴岡

69歳の男性がクマに襲われけが 警察が注意呼びかけ 山形 鶴岡
7日朝、山形県鶴岡市で69歳の男性がクマに襲われ、けがをしました。警察が地元の猟友会などとパトロールをして注意を呼びかけています。
7日朝7時45分ごろ、山形県鶴岡市白山にある建設会社の駐車場で、トラックに荷積みの作業をしていた69歳の男性従業員が、背後からクマに襲われました。

警察によりますと、男性は頭や太ももに全治2週間から3週間のけがをし、市内の病院で手当てを受けていますが、意識ははっきりしていて、命に別状はないということです。

クマは体長が1メートルほどで、男性を襲ったあと逃げたということです。

男性が勤める建設会社の長谷川文雄社長は「まさかこの地域でクマが出るとは思わなかった。地域の住民で注意していきたい」と話していました。

現場は住宅や商業施設が建ち並ぶ地域で、近くにある大泉小学校や鶴岡第一中学校では、7日の下校時に保護者に迎えに来てもらう対応をとったということです。

警察が地元の猟友会などとパトロールをして、注意を呼びかけています。

クマの目撃と人的被害

山形県によりますと、今月に入ってからの県内でのクマの目撃件数は今月4日の時点で24件と、去年の同じ時期の8件と比べて3倍に増えています。

また、ことしに入ってから今月4日までの目撃件数は、453件で去年の同じ時期より69件増加しています。

クマによる人への被害は、ことし5月に長井市で遊歩道を歩いていた男性がクマに襲われたほか、8月にも米沢市でイノシシの捕獲のために設置したわなを確認していた男性がクマに襲われました。

ことしはクマの餌となるブナの凶作が見込まれるため、今後もクマの出没が続くことが予想されるということです。

去年までの10年間に県内でクマに襲われてけがをする被害は34件発生していますが、このうち、15件が10月に起きていて、県などが注意を呼びかけています。

地元の人は

近くに住む70代の男性は「こわかったです。何十年もここに住んでいますが、初めてクマが出たと聞きました。小学校も近くにあるので早く捕まえてもらいたいです」と話していました。

また、別の男性は「クマが捕まらなければ小学生の子どもを車で送り迎えしないといけないと思います」と話していました。