教育のデジタル化 文科相がデジタル相に課題の検討要請

教育のデジタル化 文科相がデジタル相に課題の検討要請
小中学校で1人1台のパソコンやタブレット端末が使える環境の整備に向けて、萩生田文部科学大臣は、システムの在り方やデジタル教科書の無償化が課題になるとして、平井デジタル改革担当大臣に検討を要請したことを明らかにしました。
教育のデジタル化をめぐって、萩生田文部科学大臣は、先週、河野規制改革担当大臣や平井デジタル改革担当大臣と意見を交わし、小中学校で1人1台のパソコンやタブレット端末が使える環境の整備などについて、検討していくことになりました。

これについて萩生田大臣は、閣議のあとの記者会見で「教育のためだけに自治体のデジタルシステムを再構築するのは二重投資になる可能性もある。サーバーの対応がいいのか、自治体を越えた広域クラウド化がいいのか。整理してほしいとお願いした」と述べました。

また、平井大臣から、1人1台というデジタル環境が整った場合には紙の教科書に代わってデジタル教科書を無償化してはどうかという提案があったことも紹介し、システムの在り方を含めて平井大臣に検討を要請したことを明らかにしました。

平井デジタル相「教科書は『デジタル教科書』に」

平井デジタル改革担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「児童や生徒に1人1台の端末が配備されることを前提に、教科書は原則、『デジタル教科書』にすべきではないかと提案した。生徒らにとっても、教科書を何冊も抱えて移動するより、端末1台を持ち歩くほうが効率性を考えてもプラスになる」と述べました。

河野規制改革相「方向性は共有できた」

河野規制改革担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「『いらない規制はどんどん外して、デジタルを教育に活用していこう』ということで一致した。『デジタル教科書に移行したうえで、紙の教科書という選択肢があってもいい』という方向性は共有できたと思う。小学生の英語やプログラミングの教育を苦手な先生がやるより、オンラインでやってしまったほうがいい」と述べました。