自衛隊員コロナ集団感染 “バーベキューで対策不十分” 防衛相

自衛隊員コロナ集団感染 “バーベキューで対策不十分” 防衛相
陸上自衛隊の駐屯地で研修を受けていた自衛隊員が新型コロナウイルスに集団感染したことについて、岸防衛大臣は、感染が広がったとみられる休日のバーベキューで感染対策が不十分だったとしたうえで、改めて対策を徹底する考えを示しました。
全国各地の駐屯地から東京と埼玉にまたがる朝霞駐屯地に集まって研修を受けていた28人の自衛隊員が、相次いで新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、陸上自衛隊は、研修期間中の休日に行われたバーベキューで感染が広がったとみて調べています。

これについて、岸防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で「感染したとみられる日の行動の詳細は確認中だが、感染対策の徹底が不十分であった可能性が極めて高い。バーベキューでは大声で話すこともあり、適切ではなかったと考えている」と述べました。

そのうえで岸大臣は、すべての隊員に対して、改めて対策の徹底を図るよう指示し、感染拡大防止に努めていく考えを示しました。