マレーシア首相 自宅で隔離措置 閣僚の新型コロナ陽性確認で

マレーシア首相 自宅で隔離措置 閣僚の新型コロナ陽性確認で
マレーシアのムヒディン首相は、会議で同席した閣僚の1人が新型コロナウイルスの検査で陽性と確認されたため、みずからも濃厚接触者にあたるとして、今月16日まで自宅で隔離措置をとると発表しました。
マレーシアのムヒディン首相は5日声明を出し、今月16日まで自宅で隔離措置をとると発表しました。

それによりますと、ムヒディン首相が今月3日に開いた会議に出席していた閣僚のズルキフリ宗教担当相が新型コロナウイルスの検査で陽性と確認されたため、みずからも濃厚接触者にあたると判断したということです。

ムヒディン首相自身が会議のあと検査を受けたかどうかは明らかにしていませんが、自宅から執務を続け、公務に大きな影響はないとしています。

マレーシアでは感染拡大を一定程度抑え込めたとしていましたが、今月に入ってからの5日間で1500人余りの感染が確認されていて、政府は警戒を強めています。