国の大型研究プロジェクト 若手研究者から目標公募

国の大型研究プロジェクト 若手研究者から目標公募
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科学技術の挑戦的な課題に取り組む、「ムーンショット型研究開発制度」という国の大型研究プロジェクトで、柱となる研究目標の一部を若手研究者からの公募で決めようという異例の取り組みが進められていて、実績や肩書は問わないので応募してほしいと呼びかけられています。
「ムーンショット型研究開発制度」は、今後30年を見据えて挑戦的な課題に取り組むことを目的に、最長で10年続く国の大型研究プロジェクトで、持続可能な資源循環の実現や、量子コンピューターの実現など7つの目標を定めていますが、さらに目標を設けることになっています。

プロジェクトを運用する科学技術振興機構は、30年後の社会を担う若手研究者から研究目標を公募して、プロジェクトに加えていくことを決め、申請の受け付けを始めています。

これまで大型の研究プロジェクトは、国が目標を定めて研究者を募るケースが多く、若手の研究者から目標を公募するのは異例だということです。

今回は公募の中からおよそ20テーマを選び、さらに、半年ほどかけてえりすぐり、プロジェクトの柱となる目標として掲げて数億円から数十億円規模の予算で研究をスタートさせたいとしています。

応募にあたっては実績や肩書は問わないとしていて、若手研究者が秘めている野心的な構想を遠慮なく提案してほしいとしています。
科学技術振興機構の濱口道成理事長は「実績よりも、どんな世界を作りたいかという『構想力』を持って、本気でチャレンジしたいという若い人たちにたくさん応募してほしい」と呼びかけています。