新型コロナ 東京都内は死者数減少も 8割超が70歳以上

新型コロナ 東京都内は死者数減少も 8割超が70歳以上
先月末までの4か月間に東京都内で新型コロナウイルスに感染し死亡が確認された人は、前の4か月間の3分の1に減少したものの、8割が70歳以上の高齢者で、都は、重症化リスクが高い高齢者や同居する家族などは特に感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。
都内では、先月末までに408人が、新型コロナウイルスに感染し死亡したことが確認されています。

死亡した日付ごとに都が集計したところ、都内で初めて感染が確認されたことし1月24日から5月末までの4か月余りの間は306人だったのに対し、先月末までの4か月間は102人で、3分の1に減少しました。

また、感染が確認された人全員に占める死亡した人の割合は、5月末までが5.85%だったのに対し、9月末まででは0.50%に減少しています。

ただ、先月末までの4か月間に死亡した人のうち、8割余りの85人は、70歳以上の高齢者で、都によりますと、多くの人に基礎疾患があったということです。

都は、重症化リスクが高い高齢者や同居する家族などは特に感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。