津波被災の観光施設 温泉付きで再建 宮城 名取 閖上

津波被災の観光施設 温泉付きで再建 宮城 名取 閖上
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県名取市の閖上地区で、サイクリングと温泉を楽しめる観光施設が再建され、3日オープンしました。
再建されたのは「名取市サイクルスポーツセンター」で、3日は市の関係者などおよそ100人が集まってオープンを祝いました。

震災前は自転車のコースを備えた宿泊施設で年間5万人以上が利用していましたが、津波の被害を受け取り壊されました。

その後、集客力のある施設にしようとクラウドファンディングで資金を集めて天然温泉を掘削し、25億円余りをかけて新たな観光施設として再建しました。
震災前と同じ1周およそ4キロの自転車のコースがあるほか、最大100人が利用できる温泉を備えた宿泊施設などが備えられ、一部の客室には自転車を持ち込むことができます。
温泉は日帰り入浴もでき、市は震災からの復興が進む中、新たなにぎわいの拠点として期待しています。

名取市の山田司郎市長は、「これでハード面の復興がほぼ完了した。来ていただいた方には潮風を感じながらサイクリングや温泉を楽しんでもらいたい」と話していました。