都知事 コロナで重症化リスク高い高齢者向けの対策進める

都知事 コロナで重症化リスク高い高齢者向けの対策進める
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東京都の小池知事は記者会見で、新型コロナウイルスに感染すると重症化リスクの高い高齢者向けの対策を強力に進める考えを示しました。
この中で、小池知事は感染すると重症化リスクの高い高齢者向けの対策として、同時流行も懸念されるインフルエンザの予防接種の自己負担分を都が補助する方針を改めて示しました。
区市町村や都の医師会とともに速やかに実施できるよう、準備を進めているということです。

また、小池知事は高齢者施設への支援として、職員や利用者が受けるPCR検査の費用を補助し、感染が発生した施設の事例も踏まえた、オンライン研修を来月実施すると説明しました。

さらに、職員が感染して人員不足が生じた施設にほかの施設から応援職員を派遣できるよう、都が関係団体と協定を締結して広域的な支援体制を構築するほか、施設内の相部屋を個室に改修する費用を補助するということです。

小池知事は「キーワードは『防ごう重症化守ろう高齢者』だ。対策を一層推進し、感染拡大防止と経済社会活動の両立に取り組んでいく」と述べました。