千葉県 新型コロナ 1人が死亡 新たに34人感染確認

千葉県 新型コロナ 1人が死亡 新たに34人感染確認
千葉県内で2日発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は34人で、千葉県内で発表された感染者は合わせて3953人となりました。
千葉県柏市は新型コロナウイルスのクラスターが発生していた市内の病院に入院していた80代の男性1人が、1日に死亡したと発表しました。

死亡したのは集団感染が確認されている柏市の「柏たなか病院」に入院していた市内に住む80代の男性です。

男性はこの病院に入院していた先月6日に発熱し、PCR検査を受けて9日に感染が確認されその後治療を続けていましたが、1日に死亡したということです。

この病院で亡くなったと発表された人は4人目で、千葉県内で死亡した感染者は合わせて72人となりました。

特別養護老人ホームでクラスター発生

千葉県は鎌ケ谷市にある特別養護老人ホーム「さつまの里」で、20代から50代の職員4人と80代の利用者の女性1人の合わせて5人の感染が新たに確認されたと発表しました。

この施設ではすでに先月29日に80代の利用者の女性の感染が確認されていて、感染者はこれで6人となり、県はクラスターが発生したとしています。

感染が判明したのはいずれもショートステイの利用者と担当職員で、県はさらに感染が広がっていないか検査を進めています。

ショートステイと入所施設との間で職員の行き来はなく、入所施設は運営を続けますが、ショートステイとデイサービスの受け入れは休止したということです。
このほか、利用者など11人が感染し、クラスターが発生している千葉市中央区のスポーツジムでは新たに40代の従業員の男性の感染が確認されました。

東京都の調査でも20代の利用者の感染が確認され、このスポーツジムの感染者は合わせて13人になりました。