菅首相と公明 山口代表が会談 当面衆院解散せずコロナなど対応

菅首相と公明 山口代表が会談 当面衆院解散せずコロナなど対応
菅総理大臣は公明党の山口代表と会談し、当面、衆議院の解散を見送り、新型コロナウイルス対策や経済の立て直しに全力をあげる考えを重ねて示しました。
菅総理大臣と公明党の山口代表は、総理大臣官邸で昼食をとりながら、およそ1時間会談しました。

この中で山口氏が、衆議院の解散・総選挙に向けた対応を尋ねたのに対し、菅総理大臣は「新型コロナの対応をしっかりやって、経済を回復軌道に乗せられるように頑張る」と述べ、当面、衆議院の解散を見送り、新型コロナウイルス対策や経済の立て直しに全力をあげる考えを重ねて示しました。

また菅総理大臣は、携帯電話料金の値下げや不妊治療への保険適用など、みずからが重視する政策の実現に協力を求め、政府・与党で連携して取り組んでいくことで一致しました。

菅総理大臣と山口氏の昼食をとりながらの会談は初めてで、山口氏は記者団に、好物の納豆が出たことに触れ「2人で粘り強く対話を重ねながら、国民の期待に応えていきたい。月に最低1、2回はこうした機会をいただき、意思疎通を密にして、政権の安定や政策の実現に進んでいきたい」と述べました。