東京都 新型コロナ 新たに196人の感染確認 4日間連続200人前後

東京都 新型コロナ 新たに196人の感染確認 4日間連続200人前後
東京都は、2日都内で新たに196人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。先月22日までの4連休中に感染した人も引き続き確認されていて、1日の感染の確認は2日までの4日間、200人前後で推移しています。
東京都は、2日都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて196人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1日の感染の確認は、
▽先月29日が212人、
▽30日が194人、
▽1日が235人と、2日までの4日間は200人前後で推移しています。

年代別では、
▽10歳未満が7人、
▽10代が11人、
▽20代が48人、
▽30代が47人、
▽40代が25人、
▽50代が21人、
▽60代が17人、
▽70代が12人、
▽80代が6人、
▽90代が2人です。

196人のうち、
▽およそ46%に当たる90人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
▽残りのおよそ54%の106人はこれまでのところ感染経路が分かっていないということです。

濃厚接触者のうち最も多いのは家庭内の感染で31人でした。

4連休中に実家に帰省した父親から、妻と子ども1人が感染したケースがあったということです。

このほか、
▽職場内が15人、
▽会食が11人、
▽施設内が8人などとなっていて、
このうち会食では、少なくとも5人が4連休中の食事などで感染したということです。

また、施設内では、練馬区の順天堂大学医学部附属練馬病院で医師や患者など合わせて6人の感染が新たに確認されました。
これでこの病院で感染が確認され、都に報告があったのは合わせて49人になりました。

さらに、青梅市の青梅市立総合病院で患者と職員1人ずつの感染が新たに確認され、これでこの病院での感染確認は60人になりました。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万6169人になりました。

一方、都の基準で集計した2日時点の重症の患者は1日と同じ22人でした。

年代別にみると、
▽50代が8人、
▽60代と70代がそれぞれ6人、
▽80代が2人です。

また、2日死亡が確認された人はいませんでした。

入院・重症・療養・調整中

東京都によりますと、都内で2日までに感染が確認された2万6169人のうち、入院中の人は1日より56人減って1047人となっています。

このうち都の基準で集計した重症の患者は1日と同じ22人です。

都は、2日の時点で、重症の患者向けの病床を150床、中等症以下の患者向けの病床は2490床を確保しているということです。

また、自宅で療養している人は1日より5人減って412人です。

都が開設・運用している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は1日より10人増えて256人です。

このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、1日より32人減って336人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は2万3709人となっています。