去年の台風19号被害を乗り越え 「りんご」たわわに実る 長野

去年の台風19号被害を乗り越え 「りんご」たわわに実る 長野
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去年の台風19号で千曲川の堤防が決壊し、大きな被害が出た長野市で、災害を乗り越え、たわわに実ったりんごの収穫作業がピークを迎えています。
このうち長野市赤沼のりんご農家成田崇夫さん(38)の畑では、主力品種「秋映」の収穫がピークを迎えていて、真っ赤に色づいたりんごを手でひとつひとつ丁寧にもいでいました。

去年10月の台風19号で千曲川の堤防が決壊した周辺の地域では、収穫を控えたりんごの畑に濁流が押し寄せ、大きな被害が出ました。

成田さんの畑も3メートルほどの高さまで水につかり、泥がつくなどしたりんごは、すべて廃棄せざるを得なかったということです。

その後、ボランティアの支援も受けて泥やがれきを撤去し、木の消毒などの作業を経て、台風から1年になるのを前に、りんごは無事に実をつけました。

この夏の長雨や高温といった天候不順も乗り越えて、例年よりも大きく、甘く育ったということです。

成田さんは「当たり前のように収穫ができることに、日常が戻ってきたと感じます。いつもより、さらにおいしくできたので、多くの人に食べてほしいです」と話していました。