アフガニスタン高官 タリバンに「攻撃の即時停止」求める

アフガニスタン高官 タリバンに「攻撃の即時停止」求める
アフガニスタン政府の高官は、和平協議が始まって以降も反政府武装勢力タリバンによる攻撃が各地で続いていることを受けて、タリバンに攻撃の即時停止を改めて求めました。一方で、タリバン側はこの要請に難色を示していて、和平協議の先行きは不透明な情勢です。
アフガニスタン政府とタリバンは、2001年のアメリカ同時多発テロをきっかけに続く戦闘の終結などに向けて、9月中旬から初めて和平協議を行っています。

しかし、アフガニスタン国内ではその後もタリバンによる攻撃が後を絶たず、各地で政府側との戦闘が続いています。
こうした中、和平プロセスを主導する「国家和解高等評議会」のアブドラ議長は地元メディアの取材に「和平協議が開始したあとも戦闘はかつてなく激しくなっている」と述べ、協議を進めるために攻撃を即時停止するようタリバン側に改めて求めていることを明らかにしました。
これに対してタリバンの幹部はNHKの取材に「停戦を議題の1つにすることに異論はないが、イスラム法による国の統治の議論も並行して進めるべきだ」と述べ、政府側の要請に難色を示していて、和平協議の先行きは不透明な情勢です。