9月の新車販売台数 前年同月比14%減少

9月の新車販売台数 前年同月比14%減少
9月の新車の販売台数は、去年の同じ月と比べて14%減少しました。一時期に比べると回復傾向にありますが、新型コロナウイルスの影響が続いています。
日本自動車販売協会連合会などの発表によりますと、9月、国内で販売された新車は46万9705台で、去年の同じ月と比べて14.3%減少しました。

このうち、普通車や小型車、トラックなどは29万3520台で15.5%の減少、軽自動車は17万6185台で12.1%の減少となりました。

新型コロナウイルスの影響が続いていることに加え、去年9月が消費税率引き上げの直前にあたり駆け込み需要があったことや新型車の投入で販売台数が増加したことの反動が主な要因です。

一方、去年の同じ時期と比べた新車の販売台数のマイナス幅は、7月が13%、8月が15%、9月が14%とこのところ横ばいが続いています。

業界団体の担当者は「4月や5月と比べると回復してはいるが、新型コロナウイルスの影響が続くなか、依然として新車の購入を控える傾向が続いているのではないか」と話していました。