大リーグ ナショナルリーグは優勝決定シリーズから有観客試合

大リーグ ナショナルリーグは優勝決定シリーズから有観客試合
今シーズン、無観客での開催を続けている大リーグは、テキサス州で集中して行われるプレーオフの試合について、今月12日から観客を1万人余り入れることを決めました。
大リーグ機構は30日、テキサス州にあるレンジャーズの本拠地の球場で今月12日から始まるナショナルリーグのリーグ優勝決定シリーズと、今月20日から始まるワールドシリーズの試合で、それぞれ観客を入れて開催することを発表しました。

観客の上限はいずれも1万1500人で、チケットは連続した4つの座席が1つのグループとして販売されます。

グループの間はおよそ2メートルの距離を取るほか、飲食の時以外はマスクの着用を徹底するなどの感染対策が取られるということです。

一方、同じ時期にカリフォルニア州にあるパドレスの本拠地の球場を使って行われるアメリカンリーグのリーグ優勝決定シリーズについては、無観客のままとなっています。

アメリカのプロスポーツをめぐっては、NBA=アメリカプロバスケットボールが無観客での開催を続けていますが、先月開幕したNFL=アメリカプロフットボールリーグでは一部のチームが観客を入れて開催しています。