お酒の税率変更 第3のビール 8月より売り上げ3割増の店も 大阪

お酒の税率変更 第3のビール 8月より売り上げ3割増の店も 大阪
10月1日から酒にかかる税率が変わり、第3のビールの税率が引き上げられるのを前に30日、スーパーではまとめ買いをする人の姿が見られました。
酒税法の改正に伴い、第3のビールは350ミリリットルでおよそ10円、税率が引き上げられます。

直前の30日、大阪・茨木市にあるスーパーでは、税率が低いうちに第3のビールを購入しようと、24本入りのケースをまとめ買いする客の姿が多くみられ、店員が忙しそうに商品を補充していました。

大阪・豊能町の70代の女性は、「すぐに飲みきってしまいそうなので、きょうも買いに来ました。酒税が上がるのは困ります」と話していました。

この店舗では、直近の第3のビールの売り上げが、8月と比べて3割ほど伸びているということです。

「アル・プラザ茨木」の奥田高行食品店長は、「きょうの閉店まで客の需要に応られるよう対応したい」と話していました。

一方、ビールの税率は、10月1日から350ミリリットル当たりおよそ7円引き下げられます。

この店舗では、小売価格に反映させて多くのビールを値下げし、今週末からは新聞に折り込み広告を出して販売促進に取り組むとしています。

値段はどう変わる

酒税は、お酒の原料や製法によって税率が異なります。

ビール系飲料の税率について政府は、税率に差があることがメーカーの商品開発に影響を与えているとして段階的に見直しを進め、2026年10月に一本化することにしています。

この一環として、10月1日からビールは350ミリリットル当たり7円下がって70円に、一方、第3のビールは9.8円上がって37.8円となります。

さらに、ワインは750ミリリットル換算で7.5円引き上げられ、67.5円になる一方、日本酒などの清酒は720ミリリットルで7.2円引き下げられ、79.2円となります。

ただし、酒税は工場から出荷された段階などで課税されるため、小売価格にどこまで反映されるのかは、スーパーなどの各小売店の判断にゆだねられます。

一方、大半の発泡酒のほか、焼酎やウイスキーなどといった蒸留酒は、今回、税率は据え置かれます。