歓楽街の感染防止策取りまとめの考え 経済再生相 沖縄訪問で

歓楽街の感染防止策取りまとめの考え 経済再生相 沖縄訪問で
新型コロナウイルス対策をめぐり、西村経済再生担当大臣は沖縄県を訪れて現地の医師らと意見を交わし、インフルエンザとの同時流行が懸念される冬に向けて、各地の取り組みも参考にしながら歓楽街での感染防止策を取りまとめる考えを示しました。
沖縄県を訪れている西村経済再生担当大臣は、那覇空港に設けられている発熱などの症状がある人に行う「抗原検査」の設備を視察したあと、政府のワーキンググループのメンバーらとともに、歓楽街での感染防止策について県の担当者や現地の医師らと意見を交わしました。

この中で西村大臣は、沖縄の感染状況について、ここ数日は20人ほどの新規感染者が出ているとして、「落ち着いてきたものの、引き続き警戒しながら対応しなければならない状況だ」と指摘しました。

そのうえで「再び感染を拡大させないため、これまでの対応などをしっかり分析し、冬に備えなければならない」と述べ、インフルエンザとの同時流行が懸念される冬に向けて、歓楽街での感染防止策を取りまとめる考えを示しました。