東芝 日本初カラーテレビ生産工場 来年9月末閉鎖に 埼玉 深谷

東芝 日本初カラーテレビ生産工場 来年9月末閉鎖に 埼玉 深谷
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東芝は、航空機向けのブラウン管を生産している埼玉県深谷市の工場を閉鎖すると発表しました。この工場は日本で初めてカラーテレビを生産した工場で、工場で働く90人の従業員は配置転換して雇用を続けるとしています。
埼玉県深谷市にある東芝の「深谷事業所」は、日本で初めてとなるカラーテレビの主力工場として昭和40年に操業を始め、その後はブラウン管や液晶ディスプレーなどの部品を生産していました。

しかし、海外メーカーとの競争でテレビ事業の採算が悪化したことから、8年前にテレビの国内生産を停止し、最近はグループ会社が航空機向けのブラウン管を製造していましたが、来年9月末に閉鎖することを決めました。

事業所で働いている90人の従業員については、配置転換で雇用を継続するとしています。

東芝は、システムLSIと呼ばれる半導体事業からも撤退して、従業員770人を対象に希望退職の募集やほかの部署への再配置を進める方針で、経営の立て直しに向けた構造改革を急ピッチで進めています。

深谷市 小島市長「閉鎖はとても残念」

東芝が、埼玉県深谷市の工場を来年9月末に閉鎖すると発表したことを受け、深谷市の小島進市長は、「閉鎖は、とても残念であり、寂しいかぎりであります。今後の跡地の活用については、ぜひ市の活性化につながるような活用策を願っております」とコメントしています。