「レオパレス21」ソフトバンクグループ傘下のファンドが支援へ

「レオパレス21」ソフトバンクグループ傘下のファンドが支援へ
アパートなどの施工不備が相次いで発覚して経営が悪化した「レオパレス21」は、ソフトバンクグループ傘下のファンドから総額570億円余りの出資と融資を受けて経営の立て直しを図ることなり、負債が資産を上回る債務超過は解消される見通しになったと発表しました。
レオパレス21は、施工不備が発覚した物件の改修費用が膨らんでいるうえに、賃貸アパートの入居率も低迷して財務が悪化し、ことし6月末の時点で株式の上場以来、初めて負債が資産を上回って118億円の債務超過に陥りました。

レオパレス21は経営を支援してくれるスポンサー探しを進めた結果ソフトバンクグループ傘下のファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」の支援を受けることを、30日に開いた取締役会で決めたと発表しました。

フォートレスからことし11月2日までに出資と融資で総額572億円程度の拠出を受けて債務超過を解消するとしています。

具体的にはフォートレスは、
▽レオパレス21が新たに発行する株式を引き受けておよそ122億円、
▽レオパレス21の子会社の優先株を引き受けて150億円拠出します。

さらに
▽新株予約権が付いた300億円の融資も行うということです。

この結果、
▽フォートレスはレオパレス21の株式の25%余りを所有する筆頭株主となり、
▽現在の経営陣は交代せず引き続き経営にあたるということです。

フォートレスは、
▽投資家向けに不動産などの運用を行っているほか、
▽傘下の企業を通じて国内で不動産の賃貸業も行っています。

レオパレス21は、今回、拠出されるおよそ572億円のうち340億円余りを物件の改修費用に充てるとしていて今後、改修工事が着実に進むかどうかが問われることになります。