菅首相 政権の発足後初の自民役員会 政策実現に協力要請

菅首相 政権の発足後初の自民役員会 政策実現に協力要請
菅政権の発足後初めての自民党役員会が開かれ、菅総理大臣は、「党と政府が緊密に連絡して、さまざまな課題にしっかり対応していきたい」と述べ、「デジタル庁」の新設など、みずからが重視する政策の実現に向けて協力を要請しました。
菅政権の発足後、初めてとなる自民党の役員会が29日午前、党本部で開かれ、菅総理大臣は「総裁選挙では国民のために働く内閣をつくると約束し、党役員人事と組閣でもベストの布陣とすることができた。まずは新型コロナウイルス対策と経済の両立が最重要課題だ」と述べました。

そのうえで「党と政府が緊密に連絡して、さまざまな課題にしっかり対応していきたい」と述べ、「デジタル庁」の新設や、不妊治療への保険適用など、みずからが重視する政策の実現に向けて協力を要請しました。

このあと二階幹事長は記者会見で「菅総理大臣は、来年の通常国会にデジタル庁を新設するための法案を提出するよう指示したとのことなので、われわれもその線に沿って協力していきたい」と述べました。