JR東日本 新幹線車両の水没防ぐため車両避難システム開発

JR東日本 新幹線車両の水没防ぐため車両避難システム開発
去年の台風で長野市にある北陸新幹線の車両基地が川の氾濫で浸水し大きな被害が出たことを受けて、JR東日本は、河川の流域の予想雨量をもとに車両を避難させる新たなシステムを作りました。29日、長野市で行う新幹線車両の避難訓練で、課題を検証することにしています。
JR東日本は、去年10月の台風19号による大雨で、長野市にある北陸新幹線の車両基地が川が氾濫して浸水して、10編成120両の新幹線が水没して廃車となる大きな被害を受けました。

このためJR東日本では、河川の流域で予想される雨量から川の水位の上昇を予想する新たなシステム「車両疎開判断支援システム」を開発しました。

これまで、新幹線などの車両の避難を判断するための具体的な基準などは設けていませんでしたが、新たなシステムでは39時間の流域の降水量の予想を元に▼避難のために運転士の参集や具体的な避難場所の検討に入る「準備基準」、▼避難を開始する「警報基準」を定め、早めに避難を判断することにしました。

JR東日本では、29日、長野市で新幹線車両の避難訓練を行うことにしていて課題を検証することにしています。