インドネシア密造酒で邦人死亡 日本大使館が注意呼びかけ

インドネシア密造酒で邦人死亡 日本大使館が注意呼びかけ
インドネシアに住む日本人の間で密造酒を飲んだことが原因とみられる中毒症状を訴える人が相次いで死者も出ていることがわかり、現地の日本大使館は密造酒を絶対に飲まないよう厳重な注意を呼びかけています。
インドネシアにある日本大使館によりますと、9月に入って首都ジャカルタとその周辺に住む日本人で、密造酒を飲んだことが原因とみられるおう吐などの中毒症状を訴える人が相次いでいることがわかったということです。

症状を訴えたのは今のところ数人で、このうち40代の男性1人が死亡したということです。

症状を訴えた人たちはいずれも知人を通じてプラスチックの容器に入った密造酒を手に入れたとみられ、大使館はほかの日本人にも出回っているおそれがあるとして、密造酒のイメージ写真を公開し、絶対に飲まないよう厳重な注意を呼びかけています。

インドネシアでは人口の8割以上を戒律で飲酒を禁じられているイスラム教徒が占めていますが、酒の販売は認められていて、一部のスーパーやレストランで酒を購入し飲むことができます。

一方、地元の人たちの間では安価な密造酒の取り引きが広がり死亡する人もあとを絶たず、2年前の2018年には短期間に50人以上が亡くなり、大きな問題となっています。

日本大使館の担当者は「日本人にも密造酒の危険が迫っていることが確認され驚いている」と話し、注意喚起を徹底したいとしています。