インフルエンザ 流行の兆しほとんどなしも 今後の状況注意必要

インフルエンザ 流行の兆しほとんどなしも 今後の状況注意必要
新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されているインフルエンザについて、全国の最新のデータが発表されました。
今のところ流行の兆しはほとんど見られていませんが、国立感染症研究所は今後の流行状況に注意して、早めにワクチンを接種するよう呼びかけています。
厚生労働省などによりますと、今月20日までの1週間に、事前に選ばれた全国およそ5000か所の医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、大阪府と沖縄県でそれぞれ2人で、全国で合わせて4人でした。

インフルエンザは1医療機関当たりの1週間の患者数が全国で1人を超えると全国的な流行期入りとされていますが、今の時点では0.0008人と大きく下回っています。

国立感染症研究所によりますと、インフルエンザの全国的な流行が始まるのは例年、11月から12月ごろで、年によって時期は異なるということです。

このため、引き続き、新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されるということで、今後の流行状況に注意が必要だということです。

分析を行っている国立感染症研究所の砂川富正室長は「新型コロナウイルス対策の効果などでインフルエンザも抑えられているとみられるが、今後、増加する可能性もあり、注意が必要だ。流行に備えて、
早めにワクチンを接種をして欲しい」と話していました。