伊勢湾台風から61年 慰霊の行事 三重 四日市

伊勢湾台風から61年 慰霊の行事 三重 四日市
東海地方を直撃し、5000人を超える死者と行方不明者が出た伊勢湾台風から26日で61年です。被害の大きかった三重県四日市市では犠牲者を慰霊する行事が行われました。
昭和34年9月26日に東海地方を直撃した伊勢湾台風では、高潮や洪水で愛知県や三重県を中心に5000人以上の死者・行方不明者が出ました。

110人余りが亡くなった四日市市で26日朝、慰霊の行事が行われ、被害の大きかった地区の公園に建てられた慰霊碑の前に遺族や地域の住民などおよそ20人が集まって黙とうをささげました。

ことしは、新型コロナウイルスの感染防止のため、参加した人たちは手や指の消毒をしたうえで間隔を広く開けて座り、順番に花を供えて犠牲者を悼んでいました。

慰霊式に出席した吉田玉江さん(83)は「目の前で子どもが『おばあちゃん、おばあちゃん』と言いながら流されたのが思い出され今でも涙が出ます。コロナの中でも慰霊の式典を開いてもらえてありがたいです」と話していました。