WHO ”ワクチン開発前に新型コロナで死者200万人の可能性も”

WHO ”ワクチン開発前に新型コロナで死者200万人の可能性も”
WHO=世界保健機関は、ワクチンが開発されるまでに、新型コロナウイルスで亡くなる人の数は世界で200万人に達する可能性があるとし、対策を一層強化するよう訴えました。
WHOで危機対応を統括するライアン氏は25日、スイスのジュネーブで開いた定例の記者会見で、「ワクチンが開発されるまでにあと9か月はかかることを考えると、死者が200万人に達することもありえる」と述べ、現在、100万人に近づいている死者の数がさらに倍に増える可能性があると指摘しました。

そのうえでライアン氏は、「感染者の検査、追跡、治療、さらに人との間に距離をとることなどすべての対策を講じなければならない」と述べ、犠牲者を減らすために対策を一層強化する必要があると訴えました。

また、新型コロナウイルス対応の技術責任者を務めるバンケルコフ氏は、「ヨーロッパの多くの国で重症化して入院したり、集中治療室に入ったりする人が増えていることを懸念している」と述べ、医療機関の負担が増えていることに警戒感を示しました。