鹿児島の水族館で20年以上展示のエイ 実は新種だった

鹿児島の水族館で20年以上展示のエイ 実は新種だった
k10012634561_202009251552_202009251555.mp4
鹿児島市にある「かごしま水族館」で長年にわたり展示されてきたエイが、実は新種だったことが分かりました。日本でエイの新種が発見されたのはおよそ10年ぶりです。
新種と分かったのは、かごしま水族館で開館当初から20年以上にわたり展示されてきたエイの仲間です。

これまで「トンガリサカタザメ」として飼育されてきましたが、高知県の「黒潮生物研究所」などの研究グループが形が違うことに気付き、3年前から標本と比較するなどして調査を進めたところ、新種だと分かったということです。

このエイは、頭の三角になっている部分が丸みを帯びていることや、左右の胸びれに黒い点があることなどが「トンガリサカタザメ」と異なっていて、体の裏が真っ白でまるで白い三角の布をつけているオバケに見えることから、「モノノケトンガリサカタザメ」と名付けられました。

日本でエイの新種が発見されるのはおよそ10年ぶりで、発見は今月発行の国際学術誌で発表されました。

かごしま水族館の吉田明彦係長は「長年、飼育してきたエイが新種だったと分かり、驚いています」と話していました。