NYの年越しカウントダウン 初のバーチャル開催に コロナ影響

NYの年越しカウントダウン 初のバーチャル開催に コロナ影響
アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアで、新年を迎える恒例のカウントダウンの催しがことしは初めてバーチャルで開催されることになりました。主催者は新型コロナウイルスの感染拡大の影響だとしています。
マンハッタン中心部の観光名所、タイムズスクエアでは毎年、新年を迎えるカウントダウンの催しが行われていて、昨年末の催しには主催者発表で市民や観光客およそ100万人が集まったということです。

この催しについて主催者は23日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でことしは初めてバーチャルで開催することを発表しました。

催しの詳細については今後発表するとしていますが、アメリカメディアは、バーチャルで開催されるのはこの催しの114年の歴史で初めてのことだと伝えています。

主催者側は、発表の中で「過去になく世界が分断され、不安がまん延しているこの時代、世界は、象徴的に1つになることを心から必要としている」などと声明を出していて、世界中どこからでも参加できるバーチャル開催の意義を強調しています。

ニューヨークでは、100年近く続く11月の感謝祭のパレードも中止になるなど、新型コロナウイルスの感染拡大の影響がさまざまなイベントに広がっています。