東京ディズニーランド コロナで延期の新エリア28日オープン

東京ディズニーランド コロナで延期の新エリア28日オープン
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、オープンが延期されていた千葉県浦安市の東京ディズニーランドの新しいエリアが、スマートフォンのアプリを使った事前予約制などを導入したうえで今月28日にオープンすることになりました。
東京ディズニーランドに新しくオープンするエリアはおよそ4万7000平方メートルの広さに映画「美女と野獣」をテーマにした新たなアトラクションなどが整備され今月28日のオープンを前に25日報道陣に公開されました。

運営会社のオリエンタルランドはこのエリアの再開発に開園以来、最大規模となるおよそ750億円を投じことし春の完成を目指していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休園したことなどからオープンがおよそ半年、遅れました。

新エリアの詳細

新たなエリアには3つのアトラクションと、レストランなどの施設が設けられています。

このうち、高さ30メートルの城の中にある映画「美女と野獣」をテーマにした大型アトラクションは、音楽に合わせて動く魔法のカップに乗って食器たちが踊るシーンなど、映画の中の名場面を表現しています。

また、映画「ベイマックス」をテーマにしたアトラクションでは、映画に出てくるロボットと一緒に回転しながら複雑に動く乗り物を楽しむことができます。

このほか、おなじみの人気キャラクターと一緒に写真撮影できる施設や、映画に登場する酒場をモチーフにしたレストランなどもあります。

アプリで希望時間帯を予約する「エントリー方式」初導入

このエリアの新しいアトラクションには感染防止対策として入園後に専用のスマートフォンのアプリを使って希望する時間帯を予約する「エントリー方式」が初めて導入されます。

順番待ちをする利用者に距離を保つよう呼びかけ消毒も定期的に行いますが、密を避けるためショーが行われる屋内シアターのオープンは未定となっています。

東京ディズニーランドの入園者は引き続き、ふだんの半数以下に制限されていますがオリエンタルランドの中村隆信プロジェクトリーダーは「感染防止対策を重視しながら安全に楽しめる空間を提供していきたい」と話していました。