大相撲秋場所12日目 貴景勝・正代・翔猿が2敗守る

大相撲秋場所12日目 貴景勝・正代・翔猿が2敗守る
k10012633251_202009241942_202009242054.mp4
大相撲秋場所は12日目、関脇 正代と新入幕の翔猿が持ち味を発揮して白星を挙げ、大関 貴景勝は不戦勝で、いずれも2敗を守りました。秋場所は2敗で3人がトップに並んでいます。
中入り後の勝敗です。

▽石浦に琴勝峰は、琴勝峰が突き出しで勝ち越しました。

▽魁聖に松鳳山は、魁聖が押し倒し。

▽明生に千代大龍は、明生が突き落とし。

▽琴奨菊に志摩ノ海は、志摩ノ海が突き落とし。

▽新入幕の豊昇龍に炎鵬は、炎鵬が引き落とし。

▽逸ノ城に徳勝龍は、徳勝龍が寄り切り。

▽若隆景に翔猿の2敗どうしの対戦は、新入幕の翔猿がはたき込みで勝って2敗を守りました。若隆景は3敗に後退です。

▽碧山に佐田の海は、碧山が突き出し。

▽琴恵光に妙義龍は、妙義龍が押し出しで勝ちました。

▽照強に竜電は、竜電が上手出し投げ。

▽玉鷲に北勝富士は、北勝富士が押し出し。

▽阿武咲に照ノ富士は、阿武咲が寄り倒しで3敗を守りました。照ノ富士は4敗に後退です。

▽隆の勝に輝は、隆の勝が押し出しで勝ち越し。

▽栃ノ心に隠岐の海は、隠岐の海が寄り切り。

▽関脇 御嶽海に高安は、高安が肩透かし。

▽宝富士に関脇 正代は、正代が寄り切りで2敗を守り勝ち星をふた桁に乗せました。

▽大栄翔に大関 朝乃山は、朝乃山が押し倒しで9勝目。関脇 大栄翔は負け越しです。

▽大関 貴景勝に遠藤は、遠藤が右ひざを痛めて24日から休場し、貴景勝は不戦勝で2敗を守りました。

秋場所は12日目を終えて2敗で貴景勝、正代、翔猿の3人が並んでいます。

3敗で朝乃山、若隆景、阿武咲の3人が追う展開です。

力士の談話

▽新入幕からふた場所連続での勝ち越しを決めた琴勝峰は、「とりあえずほっとしました。先場所より落ち着いて相撲を取れています。変わらず一番一番、自分の相撲を取っていきたい」と話していました。

▽今場所初めての連勝で4勝目の炎鵬は、「少しずつ自分らしい相撲が取れているんじゃないかなと思う。負け越しは決まったが、こういう経験も自分を強くしてくれると思って、1日1日大切にしたい」と話していました。

▽2敗どうしの対決を制し、優勝争いのトップを守った新入幕の翔猿は「思いきりいっただけ。初日はすごく緊張したが、今はワクワクのほうが強い」と充実した様子で話しました。優勝争いについて聞かれると、「それは全然考えていない。あと3連勝したら考えます」と気負いは見られませんでした。
一方、敗れた若隆景は「いろいろ迷って自分の弱い部分というか、中途半端な部分が出てしまった。切り替えて、あしたから3日間思い切って相撲を取りたい」と悔しそうでした。

▽照ノ富士に勝って3敗を守り、優勝争いに踏みとどまった阿武咲は「1つ1つに命をかけて一生懸命にやっている。いい相撲が取れてよかった。その日その日でやることは変わらないので、あしたからも集中して頑張ります」と落ち着いて話していました。

▽自己最高位の前頭筆頭で勝ち越しを決め、新三役の可能性が出てきた隆の勝は、「やはり勝ち越しを意識しちゃいましたね。体が硬くなってきちゃった。三役はどうなるか分からないので、勝ち越すんだみたいな、そこだけ考えていました」と振り返り、13日目に2敗の翔猿との取組が組まれたことについては、「あまり考えすぎないように、自分から自分から攻めていくような相撲を取れればいいかな」と話していました。

▽5敗目を喫した関脇 御嶽海は「前に出たけど、きょうはダメでしたね」と話し、「どのへんがダメだったか」と聞かれると「負けたところじゃないですか。勝ちきれないところがダメだと思います」といらだちをにじませました。

▽関脇としてふた場所連続のふた桁勝利をあげた正代は「自分の中ではこんなに早くふた桁勝利をあげられるとは想像していなかったので、すごくいい流れだと思っています。あと3日あるので、集中を途切らせないようにしていけたらなと思います」と話していました。

▽3連敗のあと9連勝の大関 朝乃山は「最初3連敗しましたが、4日目から体が動いてくれているので、体と向き合いながら勝負していくしかない。あまり気合いを入れると空回りをするので、冷静に落ち着いていこうと思っています」と話していました。
朝乃山に敗れて負け越した新関脇の大栄翔は、「内容は悪くないのでは」という質問に対して「そう言ってもらえるのはありがたいですが、結果につながらないのはどこかよくない。勝てなきゃ意味がない、実力不足です。落ち込んでいてもしかたがないので、最後まで1日1番集中します」と悔しそうでした。

▽不戦勝で2敗を守った大関 貴景勝は、取組がないにもかかわらず花道で精神を集中させていたことについて「不戦勝だからといって休みじゃない。あしたの準備だと思って、流れを崩すわけにいかない」と話していました。13日目の正代との2敗どうしの直接対決については「毎日が大事なんで、あしたにかぎって何かが変わることはない」と平常心を強調していました。