トランプ大統領「大統領選挙は連邦最高裁で争われることに」

トランプ大統領「大統領選挙は連邦最高裁で争われることに」
アメリカのトランプ大統領は「大統領選挙の結果は、連邦最高裁判所で争われることになる」と述べ、郵便投票の集計などをめぐって法廷闘争になる可能性があるという認識を示し、大統領選挙の前に最高裁判事の指名と承認を行う必要があると強調しました。
アメリカ連邦最高裁判所のギンズバーグ判事が亡くなったことを受けて、トランプ大統領は、26日に後任の判事を指名するとして、11月の大統領選挙までの承認を議会に求めています。

しかし野党・民主党や、与党・共和党の一部は、選挙で選ばれる次の大統領が指名すべきだと反対しています。

これについてトランプ大統領は23日、民主党が利用を呼びかけている郵便投票が不正につながると改めて主張したうえで「民主党は詐欺を行おうとしていて、連邦最高裁で争われることになる」と述べ、郵便投票の集計など、選挙結果をめぐって法廷闘争になる可能性があるという認識を示しました。

そして「だからこそ、9人の判事がそろうのが非常に重要だ」と述べ、およそ40日後に迫った大統領選挙の前にみずからが判事を指名し、議会で承認する必要があると改めて強調しました。

トランプ大統領は、亡くなったリベラル派のギンズバーグ判事の後任に、保守派の判事を指名すると見られていて、大統領選挙の結果をめぐる法廷闘争も視野に、後任判事の人事を急ぐ構えを示しました。

バイデン候補「判事の指名 権力の乱用だ」

トランプ大統領が大統領選挙の前に連邦最高裁判所の判事を指名するとしていることについて、野党・民主党のバイデン候補は23日、同行の記者団に対して、「今回の指名は大きな影響を及ぼすもので、国民が意見を言う機会があるべきだという建国の理念に反している。権力の乱用であり、判事の指名が社会保障などに与える影響をよく考えなければならない」と述べて批判しました。