都内初のコロナ専用病院が運用開始 中等症以下の患者受け入れ

都内初のコロナ専用病院が運用開始 中等症以下の患者受け入れ
東京 渋谷区にある病院が新型コロナウイルスの入院患者を専用に受け入れる都内で初めての病院として、23日から運用を始めました。
運用を始めたのは東京 渋谷区にある「東海大学医学部付属東京病院」です。

この病院では防護服の着用が必要な場所と、それ以外の場所とを分けておく「ゾーニング」など、院内の感染防止対策を万全にするための改修工事が完了し、本格的に患者を受け入れる運用を23日から始めました。

およそ100床あるベッドすべてで、新型コロナウイルスに感染した中等症以下の入院患者のみを受け入れます。

都によりますと新型コロナウイルスの入院患者を専用に受け入れる病院としては、都内で初めてだということです。

この病院では、▽一般の患者の外来診療と▽人間ドックなどを行う健診センターは通常どおり行うということです。

一方、都は府中市にある「旧都立府中療育センター」の施設を改修して、2つ目の専用病院として開設する予定で、来月中をめどに工事を完了させて、その後、速やかに運営を始めるということです。