コンビニ 先月の売り上げ 6か月連続減も落ち込みの幅は縮小

コンビニ 先月の売り上げ 6か月連続減も落ち込みの幅は縮小
全国の主なコンビニの先月の売り上げは、去年の同じ月と比べて5%余り減りました。
6か月連続の減少ですが、厳しい暑さでアイスクリームなどの夏向けの商品が好調で、落ち込みの幅は7月と比べて縮小しました。
日本フランチャイズチェーン協会によりますと、全国の主なコンビニの先月の売り上げは既存店ベースで9059億円余りで、去年の同じ月を5.5%下回りました。

6か月連続の減少となりましたが、7月のマイナス7.4%に比べ、落ち込みの幅は1.9ポイント縮小しました。

これは、新型コロナウイルスの影響で客の数が大幅に減る状況が続いている一方で、厳しい暑さを受けてアイスクリームなどの夏向けの商品の売れ行きが好調だったことなどが主な要因だとしています。

コンビニ各社では、1人当たりの購入額は前の年を上回るなど家庭向けの需要が伸びているため、食料品や日用品を自宅などに配達するサービスを強化するなどして、売り上げの回復を図りたいとしています。