新駐日大使ワインスタイン氏 米上院委員会で承認

新駐日大使ワインスタイン氏 米上院委員会で承認
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アメリカのトランプ大統領が新しい駐日大使に指名したワインスタイン氏が議会上院の外交委員会で承認されました。
今後、議会上院の本会議で承認され次第、日本に着任する見通しです。
アメリカ議会上院の外交委員会で22日、トランプ大統領が指名したケネス・ワインスタイン氏を新しい駐日大使に起用する人事案についての採決が行われ、承認されました。

ワインスタイン氏は、保守系シンクタンク「ハドソン研究所」の所長としてトランプ政権に外交や安全保障政策の提言を行っており、日本の政治家とも頻繁に面会するなど、日米関係をめぐる知見も高く評価されています。

またワインスタイン氏は8月、議会の公聴会で軍事力を強化させている中国を念頭に、安全保障面で日本側に一層の貢献を求めていく考えを示しています。

今後、ワインスタイン氏は議会上院の本会議で承認が得られれば、去年、辞任したハガティ前駐日大使の後任として日本に着任する見通しですが、ことし11月の大統領選挙の結果しだいでは任期が大きく変わる可能性があります。

加藤官房長官「日米関係の発展に期待」

加藤官房長官は午前の記者会見で「ワインスタイン氏は『ハドソン研究所』の所長として、日米の相互理解や関係強化に資する、さまざまな取り組みを主導し、官民問わず幅広い関係者との人脈を構築されている。就任されたら、現在の強固な日米関係の一層の発展に大きく貢献していただけると期待している」と述べました。

一方、ワインスタイン氏が議会の公聴会で、軍事力を強化させている中国を念頭に、安全保障面で日本側に一層の貢献を求めていく考えを示したことについて「平和安全法制の成立や防衛大綱の見直しなど、わが国を守る主体的、自主的な努力によって抜本的に強化してきた。引き続き、日米同盟をしっかり強化し、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け、互いに密接に協力して、地域や国際社会の平和と繁栄の確保にしっかりと取り組んでいく」と述べました。