彼岸の中日で墓参り 新型コロナの影響でようやく訪れた人も

彼岸の中日で墓参り 新型コロナの影響でようやく訪れた人も
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彼岸の中日の22日、京都市の墓地には大勢の人たちが墓参りに訪れています。
京都市東山区にある東本願寺の大谷祖廟には、京都の町並みが一望できる斜面に、およそ1万基の墓が並んでいます。

22日は朝早くから、花や線香を手にした家族連れなどが次々に墓参りに訪れています。

22日の京都市内は秋空が広がる爽やかな天気となり、訪れた人たちは墓石に水をかけてきれいに磨いたり、花や線香を供えたりして静かに手を合わせていました。

墓参りに訪れた京都市西京区の67歳の女性は「ことしは新型コロナウイルスで、3月の彼岸や8月のお盆の墓参りもできなかったので、やっと来ることができました。孫ができたことを報告しました」と話していました。

大谷祖廟には彼岸の期間中、およそ4万人が訪れる見込みだということです。