恒例の「芋煮会」今年はドライブスルー方式で 山形

恒例の「芋煮会」今年はドライブスルー方式で 山形
新型コロナウイルスの影響で中止となった山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会」の代わりに、ドライブスルー方式で芋煮を配る催しが山形市で行われました。
直径6メートル余りの大鍋で芋煮をつくる「日本一の芋煮会」は毎年、山形市内の河川敷で行われる秋の風物詩ですが、ことしは新型コロナウイルスの影響で初めて中止となりました。

中止を惜しむ声が寄せられたことなどから、20日、事前に予約した人にドライブスルー方式で芋煮を配る催しが山形市の河川敷で行われました。
用意された芋煮は4000食分と去年の1割ほどで、直径2メートル前後の3つの鍋で里芋500キロや牛肉200キロなどを煮込み、催しのスタッフが4人分ずつ容器に取り分けていきました。
会場では事前に予約した人たちが車で列を作り、スタッフが検温したあと、容器に入った芋煮を手渡していました。

芋煮を受け取りに来た山形市内の40代の男性は「大鍋の芋煮を河川敷で食べるのが楽しみだったので残念ですが、このような形でもやってもらえてありがたいです」と話していました。