遠隔操作ロボット「アバター」で商業施設を楽しむ実証実験

遠隔操作ロボット「アバター」で商業施設を楽しむ実証実験
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新型コロナウイルスの影響が続く中、遠隔操作で自分の分身のように動かすことができるロボット、「アバター」を使って、外出を控えながら商業施設などを楽しむ実証実験が東京 大田区で行われています。
この実証実験は都内のIT企業と大手建設会社が18日から始めました。

実験に使われているのは遠隔操作で自分の分身のように動かすことができる高さ1メートル50センチほどのロボット、「アバター」で、本体にモニターが取り付けられていて、カメラやマイクを通じて遠隔でビデオ通話をすることができます。
20日は離れた部屋からパソコンでロボットを遠隔操作し、商業施設の中を歩く人たちと会話をしたり、お店で商品について尋ねたりする実験が行われました。

また、センサーを使って荷物を積んだ別のロボットを引率する様子も披露されました。

実験を行っているIT企業の千葉周平さんは「社会課題を解決する目的でロボットを開発しています。コロナの状況で行きたいところに行けない人も多いなかで、アバターのロボットを使って買い物したり博物館に行ったりできるようにしたい」と話していました。

この実証実験は22日まで行われます。