陸上 男子5000m競歩 山西が日本新記録で優勝

陸上 男子5000m競歩 山西が日本新記録で優勝
陸上男子20キロ競歩で東京オリンピックの代表に内定している山西利和選手が、全日本実業団選手権の男子5000メートル競歩に出場し、18分34秒88の日本新記録をマークしました。
埼玉県熊谷市で開かれている全日本実業団選手権は、大会2日目の19日、男子5000メートル競歩が行われ、山西選手のほか、同じ20キロでオリンピック代表に内定している高橋英輝選手などが出場しました。

5000メートル競歩は、ロードで行われる20キロなどとは違い、トラックを周回するレースで、山西選手がスタート直後から飛び出し、そのすぐ後ろに高橋選手がつけて追う展開で進みました。

そして、2000メートルを過ぎたところで、山西選手が一気にペースを上げ高橋選手を引き離し、その後も日本記録に迫るペースで歩きました。

山西選手は18分34秒88のタイムでフィニッシュして優勝し、鈴木雄介選手が2015年にマークした日本記録を2秒34更新しました。

山西選手は「記録と優勝をねらっていたので、一定の手応えはあるが、今の地力とコンディションであれば、想定内のタイムだった。オリンピックの延期で、ゆっくり強化する期間ができてよかったと思っている。20キロでも、世界記録は十分、射程に入っている」と淡々とした口調ながらも自信を示していました。

また、男子10000メートルには、東京オリンピックの男子マラソン代表に内定している服部勇馬選手が出場し、自己ベストをさらに8秒余り更新する27分47秒55のタイムで、日本選手としてはトップでフィニッシュしました。

服部選手は「年末のマラソンを考え、練習の一環として出場した。タイムには満足しているが、とにかくけがには気をつけたい。スピードを維持できる力をもっと高めて、将来マラソンで2時間3分台や4分台を出せるような選手になりたい」と話していました。