オンラインも活用 「ウィズコロナ運動会」相模原の小学校

オンラインも活用 「ウィズコロナ運動会」相模原の小学校
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新型コロナウイルスの感染拡大で多くの学校行事が中止となる中、相模原市の小学校ではオンラインも活用した新しい形式の運動会が開かれました。
相模原市の富士見小学校が19日に開いた「ウィズコロナ運動会」では、1つの時間帯に競技や演技を行う児童や観戦する保護者を、2つの学年に絞る入れ替え制にしています。

各種目では子どもが密にならない工夫をしていて、綱引きでは1メートル以上の距離をとりながら行っていました。
また、競技に参加していない子どもたちは、教室からオンラインで校庭の競技の様子を観戦し、大きな声で応援したり、ダンスの音楽に合わせて一緒に体を動かしたりしていました。

6年生の女子児童は「ことしは教室と校庭でバラバラになっていたけど、みんなと一緒に応援する一体感はあったので楽しかったです」と話していました。

富士見小学校の二宮昭夫校長は「子どもたちがコロナ禍の中でもどうすれば開催できるか主体的に考えてくれた。運動会が子どもたちの成長につながったと思う」と話していました。