新型コロナ 発熱患者の検査など行う診療所などに助成 厚労省

新型コロナ 発熱患者の検査など行う診療所などに助成 厚労省
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インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行に備えて、厚生労働省は、発熱した患者の検査などを行う診療所などに、1日当たり最大で26万円余りを助成する方針を決めました。
新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行すると、発熱などを訴える患者が全国で急増すると見られ、厚生労働省は診療所などでも診療や検査をできる体制を整備しようとしています。

そこで、厚生労働省は診療所などに対して、受け入れる患者が少なくても経営を維持できるよう助成する方針を決めました。

都道府県の指定を受けて、専用の診察室を設けることなどが条件で、診療した患者が想定した人数を1人下回るごとに原則として1万3447円を支給します。

1日当たりの上限額は、26万8000円余りです。

また、発熱した患者などが1人も来ない月でも、今月と来月は全額、11月以降は半額を助成するということです。

厚生労働省は、必要な予算を確保するため、新型コロナウイルス対策の予備費から2068億円を充てることにしています。