関西みらい銀行 不正手続きの住宅ローン 251億円余を融資

関西みらい銀行 不正手続きの住宅ローン 251億円余を融資
大阪市に本店がある「関西みらい銀行」は、取引先の住宅販売会社から不正な手続きに基づく住宅ローンが持ち込まれ、銀行として気が付かず14年余りの長期にわたって融資を続けていたと発表しました。融資総額は最大で251億円余りにのぼるということです。
関西みらい銀行によりますと、取引先の住宅販売会社からこの銀行の和歌山支店を通じて持ち込まれた住宅ローンが不正な手続きによるものであることが分かったということです。

具体的には、ローンを申請する顧客の収入証明書が偽造されていたり、売買契約書を二重に作成し、借入金額を水増ししたりしていたということです。

不正な申請は、2005年から去年10月までの14年余りの長期にわたり、融資総額は最大で251億6400万円にのぼるとしています。

このローンを担当した50代の男性行員は不正を知りながら手続きを行っていたということで銀行では先月末に懲戒解雇にしました。

融資の事務を担う和歌山支店が、なれ合いで作業を行っていたこともあり、銀行として気が付かず発覚が遅れたと釈明しています。

銀行では、住宅販売会社に対して、法的な措置をとることを検討しているということです。

関西みらい銀行は、「信用を第一とする金融機関で不正が発覚したことは誠に遺憾であり、心からおわび申し上げます」とコメントしています。