新潟 上越地域のアンテナショップ 地元ケーブルテレビ局が開設

新潟 上越地域のアンテナショップ 地元ケーブルテレビ局が開設
新潟県の上越地域の特産品を集めたアンテナショップを、地元のケーブルテレビ局が東京に開設し、新型コロナウイルスの感染拡大で販売が落ち込む中、首都圏での販路拡大につなげたいとしています。
アンテナショップ「雪國商店」は、上越市の「上越ケーブルビジョン」が東京 千代田区にある東京交通会館に開設しました。

店内では、地元ではなじみの「かんずり」と呼ばれる香辛料のほか、地ビールや日本酒など、およそ130種類の特産品が販売されています。

17日は関係者によるテープカットが行われたあと、店がオープンすると、早速大勢の客が訪れていました。

新潟県十日町市出身で東京在住の男性は「日本酒とかんずりとおつまみを買いました。コロナ禍で行動制限があるので、こういう場所があるのはありがたいです。また来たいと思います」と話していました。
ケーブルテレビ局がアンテナショップを運営するのは珍しいということで、上越ケーブルビジョンの齋藤俊幸社長は「観光客も含めて交流が止まっているので、商品だけでも東京で販売拠点が設けられれば、少しでも地元の人たちの役に立てると思っている。ふるさとの方も常に行き来できるわけではないが、少しでも食生活の中でふるさとを感じてほしい」と話していました。