河井案里議員裁判 証人で出廷の広島県議「投票依頼と思った」

河井案里議員裁判 証人で出廷の広島県議「投票依頼と思った」
公職選挙法違反の罪に問われている河井案里議員の裁判で、証人として出廷した広島県議会議員は、案里議員から50万円を受け取ったと認めたうえで、「『陣中見舞い』や入院中の妻に対する『お見舞い』など、話がころころ変わり、投票依頼だと思った」と証言しました。
参議院議員の河井案里被告(46)は、去年の参議院選挙をめぐって公職選挙法違反の買収の罪に問われ、無罪を主張しています。

東京地方裁判所で開かれた17日の裁判には、広島県議会の下原康充議員が証人として出廷し、県議会議員選挙の投票日だった去年4月7日にみずからの選挙事務所で案里議員から50万円の現金を受け取ったと認めました。

その時のやり取りについて、下原議員は「案里議員がカバンから白い封筒を出して、『当選祝いです』と言われた。『まだ当選していないので』と返すと、『じゃあ陣中見舞いで』と差し出してきた。『領収書を出す』と言うと、軽い口調で『いらない』と言われた」と説明しました。

さらに「違法なお金だと思い、『いただくわけにはいかない』と返したら、今度は『奥さんへのお見舞い』と言われ、断るわけにいかなくなった」と述べました。

そのうえで下原議員は「話がころころ変わったので、私の支援者に対して投票を依頼してほしいという意味があると思った」と証言しました。