“オンラインでぶどう狩り” 茨城の産地と東京の銀座を結び

“オンラインでぶどう狩り” 茨城の産地と東京の銀座を結び
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ぶどうの生産が盛んな茨城県常陸太田市と東京 銀座をオンラインで結び、都内に住む人たちにぶどう狩りを疑似体験してもらおうという催しが開かれました。
この催しは、新型コロナウイルスの影響で観光客が落ち込む中で、地元の農産物のPRにつなげようと、茨城県が開きました。

17日は常陸太田市の観光農園と、都内に住む5組8人が集まった東京 銀座にある県のアンテナショップとを、オンラインでつなぎました。

そして、観光農園の人がタブレット端末を使って「粒が大きく隙間なく実がついているものがよいぶどうです」などと説明したあとで、東京の参加者が気に入った房を選び、農家の人が枝から切り離して収穫していきました。

17日に収穫されたぶどうは「シャインマスカット」という品種で、18日に参加者のもとに届けられます。

東京で参加した20代の女性は「実際のぶどう狩りよりも、むしろ農家の人に質問がしやすくて、とても楽しかったです。ぶどうが届くのが楽しみです」と話していました。

イベントを開いた茨城県営業戦略部プロモーションチームの谷越敦子チームリーダーは「喜んでもらえてよかったです。今度は実際に来てもらいたいです」と話していました。

このイベントは、今月24日にも水戸市のぶどう園で行われます。