京都の寺院が不動産会社と連携 敷地内に一体型ホテル開業へ

京都の寺院が不動産会社と連携 敷地内に一体型ホテル開業へ
京都市の寺が不動産会社と連携し、寺の敷地内にホテルをオープンすることになりました。檀家が減少するなか、寺の維持管理と地域開発の両立を目指すねらいがあります。
京都市下京区にある浄土宗の浄教寺は、三井不動産と連携して、今月28日に寺の敷地内にホテルをオープンすることになり、15日、報道関係者に公開されました。

ホテルの建物は地上9階、地下1階建てで、およそ190年前、江戸時代後期につくられた本堂の内部を建物内に取り込みました。

ホテルでは、朝、僧侶とともにお経を唱える宿泊プランを設けるほか、客室には、ちょうず鉢をモチーフにした洗面台や灯籠の形をあしらった照明を配置して、寺との一体感を表現しています。

浄教寺は、減少する檀家に負担を求めずに老朽化した本堂内部を後世に残そうと、不動産会社との連携を決めたということです。寺の維持管理と地域開発の両立を目指すねらいがあります。

浄教寺の光山公毅住職は「寺単独で生きていくのは難しく、土地柄からホテルでの再生を選んだ。再生は大変な課題だが、ほかでも何かやろうかと思ってもらうきっかけになりたい」と話しています。