「ドコモ口座」問題 複数の認証手段の検討を要請 全国銀行協会

「ドコモ口座」問題 複数の認証手段の検討を要請 全国銀行協会
電子決済サービスの「ドコモ口座」を通じて各地の銀行で預貯金が不正に引き出された問題で、全国銀行協会は、電子決済のアカウントと銀行口座を連携させる場合は「ワンタイムパスワード」など複数の認証手段を検討するよう全国の銀行に求めました。
「ドコモ口座」は、銀行口座と連携して電子決済ができるサービスで、去年10月以降、各地の銀行口座の預貯金が不正に引き出され、これまでに合わせて120件、2500万円余りの被害が確認されています。

この問題を受け、全国銀行協会は会員の銀行に対し、電子決済サービスと銀行口座を連携して口座の振替を行う際はなりすましを防ぐための手続きが十分に行われているか確認するよう通達を出しました。

そのうえで、本人確認の手段として、キャッシュカードの暗証番号だけでなく「ワンタイムパスワード」など複数の認証手段を検討するよう求めました。

全国銀行協会は「キャッシュレス決済の利便性を意識しつつも、顧客の資産を守ることが最優先だ。会員の銀行には迅速で丁寧な対応を求めたい」と話しています。